グーグルの共同創業者で世界第2位の富豪であるラリー・ペイジ氏は、機械が人類を凌駕する未来像について独自のビジョンを語った。マックス・テグマーク著『ライフ3.0』の中で、著者はマスク氏とペイジ氏の間で行われた「白熱した議論」について触れ、その中でペイジ氏は「デジタル生命は宇宙進化における自然で望ましい次の段階であり、デジタルな思考を止めたり奴隷化したりするのではなく、自由にさせれば、結果はほぼ確実に良いものになるだろう」と主張した。
「彼の主な懸念は、AIに対する偏執的な恐怖心がデジタルユートピアの実現を遅らせたり、あるいは軍によるAIの乗っ取りを引き起こし、それがGoogleの『悪事を働くな』というスローガンに反することになるのではないかということだった」とテグマークは書いている。現在アルファベット傘下にあるGoogleは、2018年に行動規範から「悪事を働くな」を削除した。昨年、同社は国防総省と契約を結び、軍にGemini AIシステムを提供することになった。軍は最近、軍人によるGoogleのAIエージェントの使用を承認した。