投稿者: | 2026年4月29日

2025年のシードラウンドにおける資金調達額の中央値は400万ユーロで、最高額は資金調達後の企業評価額で8000万ユーロ以上に達すると予測されています。しかし、資金調達額が大きくなれば、期待値も高まります。企業評価額2500万ユーロで500万ユーロを調達した場合、暗黙のうちに6000万~8000万ユーロの評価額に見合うシリーズAの成長ストーリーを約束していることになります。つまり、ごく少数のシードステージ企業が18~24ヶ月で実現できるような、爆発的かつ再現性のある成長を示す必要があるということです。

私は、500万ユーロのシード資金を調達し、ささやかな進歩を遂げた企業が、絶対的な成果に関わらず、シリーズAの投資家からの関心を集めるのに苦労するのを見てきました。一方で、150万ユーロのシード資金を調達し、強力なプロダクトマーケットフィットを実現した企業は、優れた評価額で1000万ユーロ以上のシリーズAラウンドを調達しています。この違いは、単に資本効率の問題だけではありません。小規模なラウンドだからこそ、シリーズA投資家が実際に重視する指標を生み出すための集中力と規律が身につくのです。

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