投稿者: | 2026年5月16日

クロード・コードがプロジェクト内のTypeScriptファイルの数を数えるために、190,300回ものキャッシュされた読み取りを行った時の話をしましょう。

分析するためではない。リファクタリングするためでもない。読むためでもない。ただ数を数えるためだ。

クロードコードの使用制限が簡単なプロンプトをいくつか入力しただけで消えてしまう理由や、「hello」と入力しただけで5時間の使用制限の20~30%が消費されてしまう理由が気になるなら、その理由はこれです。

これはバグでもなければ、偶然でもありません。

ここ3ヶ月ほど、オンラインで次のような不満を言う人をよく見かけます。

・クロード・コードは使用制限を次々と突破していった。
・単純な作業でさえ、かつてないほど割り当て量を消費していた。
・基本的な「こんにちは」というプロンプトは、制限の20~30%を消費していた。

それは…おかしいと思った。そして、偶然ではないと思う。そこで、詳しく調べてみた。クロード・コードで同じタスクを実行し、トークンの使用量を自分で計測してみた。

タスク:「このプロジェクト内のTSファイルとTSXファイルの総数をカウントする。node_modulesは無視する」

簡単でしょう?検索コマンドを1つ実行するだけで完了です。

クロードにとってはそうではなかったようだ。たった1つの単純なコマンドで、29,700個以上の入力トークン、493個の出力トークン、そして190,300回以上のキャッシュ読み取りが行われた。

なぜでしょうか?それは、他のエージェントのように単一のfindコマンドを実行するのではなく、Claude Codeは繰り返しファイルを検索し、ディレクトリ一覧を読み込み、その後で初めて、1つではなく2つの別々のfindコマンドを実行して結果を取得するからです。

メッセージを1通も入力する前に、Claude Codeは次の処理を実行します。

システムプロンプトに5,800以上のトークン
デフォルトのシステムツールには15,700以上のトークンが必要です。
つまり、リクエストごとに23,500トークンのオーバーヘッドが発生しているということです。カスタムのClaude.mdファイルやMCPツールを使用している場合は、さらに高くなります。そのため、1回のプロンプトで5時間の制限時間の20%を占めてしまうのも不思議ではありません。

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