マイクロソフトのOpenAIへの投資はGoogleへの懸念がきっかけだったことがメールで明らかに。マイクロソフトとOpenAIの新しい取引の内訳は以下のとおり「ここで考えるべきもう1つのことは、我々が彼らに資金を提供しないことによるPR上のマイナス面であり、彼らが怒ってAmazonに移籍し、その途中で我々とAzureを悪く言うことになるだろう」とスコットは2018年1月のメールで述べた。 「彼らはAIコミュニティで急速に信頼を築き上げており、優秀な人材を採用し、影響力のある存在になるだろう。他の条件が同じであれば、彼らがマイクロソフトとAzureのネットプロモーターになってくれるのは素晴らしいことだ。ただ、それだけで彼らが要求している金額に見合うかどうかは分からない。」1年後、スコット氏は、ナデラ氏とマイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏に送ったメールの中で、OpenAIとGoogle DeepMindが「最も印象的なゲームプレイのスタントを達成できるのは誰か」を競っていた頃、両社のAIへの取り組みを「非常に軽視していた」と認めた。スコット氏は、OpenAIが自然言語処理モデルに注力し、マイクロソフトがGoogleのAIへの取り組みに遅れをとることを懸念するようになった。スコット氏の「OpenAIについての考え」メールから1か月後、マイクロソフトはOpenAIに10億ドルの投資を発表した。それから7年近く経ち、緊密なパートナーシップから曖昧な関係へと発展した両社は、OpenAIがマイクロソフトとの契約を再交渉し、AIモデル、Codex、その他のツールをAWSに導入することになった。この契約の最新の変更は、スコット氏が懸念していたようなOpenAIの「悪口」が発せられたわずか数日後に発表された。OpenAIは先月、従業員に対し、マイクロソフトとの契約は「多くの企業にとって[Amazon] Bedrockであるような、企業がいる場所でサービスを提供する能力も制限していた」と伝えた。