心理学者たちは富の歪みフィールドについて研究してきた。ある研究では、バークレー大学のポール・ピフ教授とダッチャー・ケルトナー教授は、参加者に金銭、教育、地位の多寡で自分を他人と比較させることで、参加者に上流階級か下流階級かを感じさせ、その後、一見子供向けのキャンディーの瓶を参加者に与えた。上流階級だと感じさせられた参加者は、下流階級だと感じさせられた参加者の2倍のキャンディーを取った。他の2つの研究では、高級車の運転手は他の自動車や歩行者を割り込む可能性が高いことが観察された。2012年、ピフとケルトナーはニューヨーク・タイムズ紙に、「富は自己中心的な考え方を生み出し、抑制されない自己利益のイデオロギーがその高尚な正当化として機能する」と書いた。富の歪みフィールドの中で共感力が低下した状態で、現職者は税制を武器にして資本対労働、企業対国民、高齢者対若者を優遇する。