レームクールは音楽だけではなく、サウンドそのものを愛している。自宅スタジオを飛び出し、コスタリカの熱帯雨林に赴いてTASCAMレコーダーに録音した環境音をもとにサウンド・ライブラリーを収録したこともある。

公衆トイレも宝の山だ。ドアを閉める音、タオル機のモーター音、パイプを流れる水などから貴重な音源を採取してきたレームクールは、そうした意外な場所で集めたサンプルは、昔の酒場やゴーストタウンの効果音にもってこいだと指摘する。

例えば、オレゴン州ポートランドの高級レストランで、自分のiPhoneに録音したトイレのパイプの音はのちに、泡の音を集めたパッチ・ライブラリーに採用された。

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