AIといえば「ディープラーニング」の仕組みが知られていますが、2012年に最初のディープラーニング・システムが行ったことは、「猫の画像を正しく判断する」ことでした。

 2024年にノーベル物理学賞を受賞したジェフリー・ヒントン博士率いるGoogleのチームは、YouTubeに上げられた約1000万枚の猫の画像を使って、AIに学習させたと言われています。

 つまりAIが猫を認識するのに、それだけの学習が必要であるということですが、人間の子どもは、数匹の猫を見て教わっただけで、次から「猫」を認識できるようになりますよね。1000万匹対数匹。単純に言えば、私たちはAIの数百万倍も学習効率が良いのです。

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