Nintendo Switch 2の平均応答時間は33.3ミリ秒(ms)という結果になった。

この数値がどれほど深刻なものか、他のディスプレイと比較すれば一目瞭然である。

・初代Nintendo Switch(2017年製LCD): 約21.3ms

・一般的なPC向けゲーミングモニター(LCD): 約5〜6ms

・有機EL(OLED)ディスプレイ: 約0.3ms

信じがたいことに、Switch 2のディスプレイは8年前に発売された初代Switchの液晶パネルよりも約56%も応答が遅いのである。

「Switch 2の液晶は、2017年のSwitchのディスプレイよりも明らかに劣るブラー特性を持っている」

今回の問題は、Switch 2が欠陥品であることを意味するわけではない。応答速度を犠牲にした一方で、解像度、輝度、そしてDCI-P3カバー率98%というプロ向けモニターに匹敵する広色域など、「静的な画質」は確実に向上している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

You may also enjoy…