「ライジング・ライオン作戦」の瓦礫の中に、無傷で残る施設が一つある。フォルドウだ。カレ山の花崗岩の地下80~90メートルに埋もれたこの地下濃縮施設は、イランがウランを兵器級にまで濃縮する場所だ。イスラエルのF-35戦闘機では到達できない。そこまで到達できるのは核兵器か、アメリカのMOP(超音速兵器)だけだ。
昨日、イランはIAEAの非難に直接応え、フォルドウ社のIR-1遠心分離機を第6世代IR-6に完全に置き換えると発表した。これらのより効率的な遠心分離機は、イランが現在よりもさらに迅速に核爆弾を開発し、数日で兵器級の濃縮度に達することを可能にする。衛星は山の内部を見ることができない。IAEAの査察官は毎日ではなく定期的に訪問する。イランは査察の合間に兵器級の濃縮度に達する可能性がある。
イランが核兵器保有率が90%に達しれば、粗雑な核兵器の製造にはわずか2~6ヶ月しかかからない。イスラエルは予防攻撃を約束しているものの、フォルドゥへの通常攻撃は不可能だ。これが最も危険な時期、つまりイランが兵器材料は保有しているものの核爆弾をまだ製造していない状況を生み出し、イスラエルは極端な選択肢を検討する可能性がある。
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