安全ガラスは、1903年に棚から落として割れたガラス瓶が、その後もくっついたままであることに気づいたフランスの芸術家エドゥアルド・ベネディクトゥスによって発明されました。この瓶には元々、コロイドンと呼ばれる物質が入っていました。これは、硝酸セルロースのアルコール/エーテル溶液です。瓶の中の液体が蒸発し、「セルロイドエナメル」が残り、割れたガラスの破片をくっつけていました。6年後、ベネディクトゥスは「トリプレックス」安全ガラスを開発しました。これは、プラスチック製のセルロイドコアに2枚のガラス板を貼り付けた構造です。
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