写真とビデオは、人類の時間スケールで言えばごく最近の発展です。写真編集ソフトウェアとコンピューター生成グラフィックスにより、数回のボタンクリックで非現実的なシーンを作り出すことができました。確かに、それらを作るのは難しいですが、数年前よりはずっと簡単になりました。画面上の数回のクリックが自然言語に置き換えられているからといって、私たちが芸術と見なすものを作るのが簡単になったわけではありません。特に、私たちが芸術と見なすものが文化と同じように変化し、文化が今急速に変化している中ではなおさらです。私たちは、アーティストを、使用する特定のツールで判断しません。なぜ、どのようにそのツールを使用するかで判断します。最終的な成果物、つまりストーリー、感情、ビジョン、魂で評価します。作成に費やされた労働時間ではありません。10年あるいは10秒かけて本を書き、自分を著者と呼ぶことはできますが、だからといってその本が良い本であるとは限りません。

これが反AI派が誤解していることです。

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