ルイ16世は、ベンジャミン・フランクリンがパリを離れる際に、408個のダイヤモンドがあしらわれた嗅ぎタバコ入れを贈ったという。
当時の連合規約は、外国の君主から贈り物を受領することを禁じていたため、フランクリンは、この箱を持ち帰るために議会から特別な許可を得た。翌年、彼と仲間たちはフィラデルフィアに集まり、連合規約を廃止し、合衆国憲法の草案を作成したが、その際に残された条項のひとつが、公職者が外国からの贈り物を受け取る際に議会の許可を得ることを義務付けた「報酬条項(emoluments clause)」だった。
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