世界一のマグロ消費国といわれる日本には、国産、輸入、天然、養殖のクロマグロやミナミマグロ(別名インドマグロ)、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロなど多種類のマグロが流通する。
「7割以上が漁獲直後に凍結された冷凍物ではないか」
「国産」「天然」の冷凍物に限定すれば、近年の流通量は「クロマグロが約3200トンなのに対し、ミナミマグロは約5500トンと大きく上回っている」
「クロマグロよりもおいしいから」という理由から、マグロではミナミマグロだけを扱っている。
「甘みがあって握りに合う。俺は昔からインドのほうがおいしいと思っているよ」と語った。さらに「その日の入荷状況によっては、インドのほうが高いことだって珍しくない」