投稿者: | 2026年1月9日

私も以前は「最低限、日経新聞だけは読んでおくように」と、何度も口を酸っぱくして社員に言ってきた。経済、社会の動向において共通言語を持たずに、営業に行くというのはかなり怖いことだ。

 知識がないのはたったひと言でも見破られ、信頼を落とす。取引の金額の大きさは信頼の裏返しなので、当然大きな額の受注は厳しくなる。

 だけど、いつの頃からか、私も社員に新聞を読めと言うのを諦めた。いくらその大切さを伝えても、状況は変わらないと判断したからだ。

 「オンラインで読むから大丈夫です」と言う社員もいるけど、私としては新聞の大きな紙を広げて、自分には直接関係がない情報に触れておくことが大事だと思っている。会話に出た時に咄嗟に対応するためだ。

 それでも私が言うのを諦めたのには理由がある。人は一度楽な方に流されると、二度と戻ってこないことを自分がよく知っているからだ。

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