インド政府が、アップルやサムスン電子などの世界的スマートフォンメーカーに対し、ソフトウェアの中核設計情報である「ソースコード」の提出を求める方針を打ち出し、業界から強い反発の声が上がっている。
アップルは2014~2016年に中国政府から同様の提出要求を受けた際も拒否している。米国の法執行機関でさえ、過去に取得を試みて失敗した経緯がある。
アップル、サムスン電子、グーグル、シャオミなどを代表するインド情報技術製造業協会(MAIT)は、政府に提出した非公開文書で「企業機密および個人情報保護方針の観点から、ソースコードの共有は不可能だ」と主張。「EUや北米、オーストラリア、アフリカを含む主要国で、こうした要求を義務化している例はない」と強調した。