核兵器という終末的な問題に対して、原子力科学者連盟(核物理学者たちのグループ)によって提示された解決策は、「世界政府」でした(「世界の国々の代表者が、一堂に会して「戦争を廃止する法律」を作ることで、原子エネルギーが戦争の脅威から解放されて、あらゆる国のあらゆる人々にとって、世界を一つに融合させる大きな力となり得る」としている)。
もちろん、1990年代には(冷戦が終わり)いくらか安堵の溜息が漏れました。しかしそれ以来、終末的なムードは高まっています。シリコンバレーの言葉で言えば、「存在論的リスク(人類を滅ぼし得るリスク)」、すなわち人工知能、気候変動、生物兵器、核戦争、出生率の低下です。