サミュエル・コルトは1836年に最初のリボルバー(回転式拳銃)を設計しました。彼の広告の数え歌は「神は人間を創り、コルト大佐は彼らを平等にした」というものでした。そのわずか30年後にはリチャード・ガトリングの機関銃が続き、60年後にはアルフレッド・ノーベルのダイナマイトが登場しました。
自らの発明への罪悪感を和らげるためにノーベル賞を創設したノーベルは、おそらく、この道がどこへ通じているのかを見抜いていた数少ない一人だったのでしょう。
第一次世界大戦のフランス北部・ソンムの戦いにおける機関銃の弾の嵐は、科学技術への私たちの信仰を傷つけ、そして原子爆弾がその信仰を完全に吹き飛ばしてしまったのです。1945年、日本が誰よりも痛切に知っている通り、科学技術は「終末的(アポカリプティック)」なものとなりました。