例えばdebt(デット)
という英単語がありますよね。
このdebt という単語は、ラテン語を語源としてフランス語経由で英語に借用された単語なんですが、それまでの英語の書物ではdette(デット)と綴られてきました。発音とスペルがほぼ一致していますよね。
ただ語源であるラテン語はdēbitum(デービトゥム)
と綴ります。綴りの中に"b" がありますね。しかし借用された中で"b" が抜け落ちたんです。
そしてラテン語を知る学者たちは、デットの中に"b" を戻そうとするんですね。ルネッサンスですから。それに対して、庶民は当然文字を見たことが無いので、音だけ聞いて「デット」と言い続けます。