投稿者: | 2026年8月22日

ヒックの法則によれば、意思決定にかかる時間は選択肢の数と複雑さが増すほど長くなります。しかし、ボタンデザインにおいてより重要な原則は、画面上の選択肢の数ではなく、ユーザーがその画面にたどり着くまでに既に下した意思決定の数だと私は考えます。

意思決定疲労は現実のものであり、累積的なものです。セッションの前半で、何をクリックするか、何を無視するか、何を読むか、何をスキップするかといった小さな選択の一つ一つが、限られた認知エネルギーを消費します。ユーザーがあなたが綿密に設計した行動喚起にたどり着く頃には、彼らは完全に疲れ果てているかもしれません。ボタンは見えています。ラベルは明確です。コントラストも問題ありません。しかし、脳はエネルギー節約モードに入っており、新たな意思決定の要求に対しては、静かに自動的に「今は無理」という反応を示すのです。

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