病院は米国で最も統合が進んだセクターの一つだ。まず我々は製薬会社の合併を規制緩和し、製薬会社は互いを飲み込みながら猛スピードで成長し、薬価を引き上げていった。そこで病院も独占へと向かい、防衛的な戦略として地域や都市の大部分を一つの病院チェーンが支配し、製薬会社に対して「製品を安くしないなら、我々の病院どこにも売れなくなるぞ」と言えるようになった。

この目的が達成されると、今度は病院が保険会社を絞り上げ始めた。保険会社も近親相姦的な合併乱交パーティーを繰り広げ、大半の米国人が保険の選択肢を3つか2つしか持たない状況を作り出した。これにより保険会社は病院に対抗できるようになったが、患者とヘルスケアワーカーは、病院、製薬会社、薬剤給付管理業者、共同購入組織、その他ヘルスケア業界のカルテル・複占・独占の統合された力の前に丸裸で立たされることになった。

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