悠木:最近だと、「どんな環境で、どんな方が観ても作品の良さをしっかり伝えたいな」と思っているんです。そのためには、本当にすごく基本的なことですが、まずは「ちゃんと内容が聞き取れるように話すこと」を意識しています。

例えば、最近、長回しのセリフがあるキャラクターが多くなってきていると感じるんですが、一方で2倍速で観られる方が増えているとよく話題になっています。倍速で観ることに否定的な意見もありますが、これだけエンタメコンテンツが多い世の中ですからね。時代的な側面もありますし、倍速で観ておもしろかったら「ちゃんと観よう」って思ってもらえることもあるかもれないです。

それなら少なくとも倍速で観ても面白いと思ってもらえるように、私たちは作品をつくるべきだと思うんです。

なので観る方の環境や、持っている知識や情報に関わらず、「伝わるように話す」ってすごく大事なんだと思って、収録のときには心がけるようにしています。

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