悠木:例えば、キャラクターの設定やデザインを“ハード”だとすれば、その人物が話すセリフは“ソフト”。ハードの領域で大事なのは背景や人物を理論的に考えて捉えておくことなんですが、逆にソフトの領域で考えることは、場面ごとの感情やらキャラクターが抱える信念といった部分で、もっと感覚的に捉えるべきなんです。
その“ハード”と“ソフト”がうまくつながらないと、キャラクターにリアリティがなくなって感情移入がしづらくなる。逆に、私たち声優がハードとソフトをしっかり抑えてお芝居ができれば、その二つを繋ぐ「接着剤」として働くのではないかと思っています。
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