商業における私の一番好きなビジネスモデルは、断然コストコです。コストコは粗悪品を売らないからこそ、世界最高の企業だと思っています。高い粗利を取ることを拒否するんです。なぜ拒否するのでしょうか…全く理解できません。なぜ高い粗利を取ることを拒否するのでしょうか?会員権の価値が下がってしまうからです。コストコは会員権で儲けているので、年間100ドルくらいの会員費を徴収するんです。純利益は、基本的に会員数で決まります。会員数は5000万人以上。これはかなりの数字です。会員権の料金を掛ければ、純利益になります。そして、残りはほぼゼロです。もしシャツ1枚で粗利益が50%だとしたら、「それは高すぎる。クビだ。そんなに儲かるわけがない」と言われます。会員権の価値が下がってしまうんです。ホットドッグが150ドルのままだとか、とんでもないことをするんです。
ロティサリーチキンのコストが高騰しすぎたため、彼らは自社で養鶏場を立ち上げました。それが彼らの経営方法のようで、自分たちが誇りに思えないものは一切販売しません。ジェネリックブランドでも同じくらい良いものがあります。カークランドのワイン、ビール、シャツなどです。彼らは現在、ルルレモンに訴えられています。ルルのパンツよりもはるかに安いのに、実際にははるかに良いパンツを作ったからです。つまりコストコは最高です。
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