初期のiPhoneにはApp Storeもありませんでしたし、現代のiPhoneのような便利な機能もほとんどありませんでした。ですから、iPhoneが発売された2008年は大きな変化だったと考えられていますが、実際にはそうではありません。あらゆるものが広く普及し、ゆっくりと拡散していくため、最終的にはすべてが同じ指数関数的に平均化されてしまうのです。コンピューターも全く同じです。GDPを見ても「ああ、今はコンピューターがある」とわかるようなことはありません。実際にはそうではありません。なぜなら、コンピューターの進化は非常にゆっくりとしたものだからです。
AIでも全く同じことが起こります。ただ、自動化が進むだけです。AIによって、これまでは書けなかった様々な種類のプログラムが書けるようになりますが、AIは根本的には依然としてプログラムです。新しい種類のコンピュータであり、新しい種類のコンピューティングシステムです。しかし、AIには様々な問題があり、時間の経過とともに徐々に解消され、それでも同じ指数関数的に増加していくでしょう。指数関数は依然として非常に垂直に伸びていくでしょう。そのような環境で生活するのは、非常に異質なものになるでしょう。
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