昔ながらのカルボナーラはポークとチーズ、卵黄とコショウを混ぜ、できれば食べる直前にパスタに絡めなければならない。
グアンチャーレ(豚の頬肉の塩漬け)の代替としてスモークパンチェッタを使ったことは大罪に相当する。
正しいカルボナーラのレシピでは、伝統的にグアンチャーレとペコリーノチーズ、グラナチーズを使用する。グアンチャーレの代わりにパンチェッタを使うことは許されない。
米食品メーカーのハインツが昨年発売した缶詰の「スパゲッティ・カルボナーラ」も、やはりグアンチャーレの代わりにパンチェッタを使用したことで、キャットフードに等しいと揶揄(やゆ)されるなどの論議を巻き起こした。