ミッドジャーニーに対するディズニーとユニバーサルの著作権訴訟を支持するグレイザーの署名入りのプレスリリースを入手した。その文面は「パートナーシップを通じて前進する明確な道筋がある」で始まる。
つまり、グレイザー氏はこれらの訴訟によってミッドジャーニーを排除し、クリエイティブな仕事をする人々をAIの脅威から守ることを望んでいるわけではない。彼が望んでいるのは、AI企業がメディア企業に金を払い、彼のクライアントがクリエイターの生活を破壊するために使う製品を作らせることだ。彼は、クリエイターが自分の作品をAIモデルの学習に利用してもよいかどうかを決定できる新たな著作権制度を導入し、その権利をメディア企業に移譲してAI企業に販売させ、アーティストへの支払いを止めさせようとしているのだ。