染色体の両端にある「テロメア」は、通常、生まれたときに約1万塩基の長さを持っており、細胞分裂を繰り返すたびに短くなっていきます。おおよそ年平均50塩基ずつ短くなっていくとされ、5000塩基になると細胞が分裂できなくなります。
ところが急速な細胞分裂が生じるとテロメアの短くなるスピードも上がり、早くに細胞分裂ができなくなり老化します。細胞が老化した体の組織は機能低下し、生活習慣病にかかりやすくなるのです。
例えば、50代で同世代の人より1000塩基分「テロメア」が短い人は、通常の人に比べ心筋梗塞や脳卒中のリスクが3倍高くなります。つまり「テロメア」を長持ちさせることが長寿の秘訣といえるのです。