何より日本が最先端半導体材料分野でグローバル市場を独占する品目が少なくないという点が注目される。特に超微細半導体工程に不可欠な極端紫外線(EUV)フォトレジストの場合、日本が世界市場の90%を占めている。フォトレジストは半導体回路形成、つまりシリコンウェハーに精密な回路を描く「露光工程」に使用される必須材料だ。フォトレジストのグローバル1位企業JSR株式会社が事実上日本政府の所有であるという点で、対抗カードとして活用される可能性が高い。台湾の工商時報は「中国企業がフォトレジストのような核心材料を確保できなければ、中芯国際集成電路製造有限公司や華虹半導体のような大手半導体先端工程生産ラインは生産量を減らすか、完全に稼働を停止しなければならない可能性もある」と指摘した。先端ディスプレイ用材料で日本が世界市場の90%を占める超高純度フッ素ポリイミドも報復カードとして挙げられる。日本は半導体パッケージング材料、ウェハー洗浄装置と精密計測装置などでも世界市場の60~98%を占める圧倒的なシェアを持っている。