中国のスマートフォン製造大手2社、HuaweiとXiaomiはすでに独自のEVを発表している。(一方、Appleは自動車プロジェクトを中止した。)

「Build Your Dreams(夢を作ろう)」の頭文字をとったBYDは、1990年代に携帯電話用バッテリーの製造でスタートし、後にモトローラとノキアのサプライヤーとなった。2008年にハイブリッド車の製造を開始したとき、BYDは自社のバッテリーの専門知識を活用してコストを抑えることができた。同社は、ニッケルやコバルトなどの高価な材料ではなく、鉄とリン酸塩から作られるLFPタイプのバッテリーの製造に特に投資した。

LFPバッテリーは、高価なバッテリーに比べて充電が早く切れてしまうため、かつては技術的に行き詰まりと考えられていた。しかしBYDは技術を完成させ、2020年に航続距離が長いだけでなく、他のバッテリータイプよりも発火や爆発が起きにくいLFPバッテリーをリリースした。その後、テスラは低価格帯の車にも鉄とリン酸のバッテリーを使い始めた。

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