ルノーは2026年3月の戦略発表会で、フランスのロボットスタートアップ企業Wandercraftが開発したヒューマノイドロボット「Calvin」を発表した。Calvin-40としても知られるこのロボットは、すでにドゥエー工場で電気自動車用タイヤの運搬など、肉体的に負荷のかかる作業に従事している。AutoExpressによると、ルノーは今後18ヶ月以内に350台のCalvinロボットを自社工場に導入する計画で、パートナーとしてWandercraftにも投資している。
ルノーは業界初だと主張しており、CEOのプロヴォスト氏は「多くの企業がCESショーでヒューマノイドロボットを使っているが、我々はそれを生産ラインに導入した」と述べている。AIで訓練されたカルビンは、6か月で速度が2倍になり、最大40kgの重量物を持ち上げる能力と自律航行機能により、人間の作業員にとってリスクの高い作業ステーションを引き継ぐことができる。YouTubeの分析によると、ルノーは5年以内に生産コストを20%、生産時間を30%削減することを目指しており、同社はこれまでにこの技術に7500万ドルを投資している。