投稿者: | 2026年7月16日

2025年末から2026年初頭にかけてイランを揺るがした内乱と国家暴力に関するAI生成ドキュドラマ『Dreams of Violets』を制作したアッシュ・クーシャ監督によるものだ。『Dreams of Violets』は制作費がわずか2,000ドルだったと言われているが、『Odysseus: The Fall』の制作費も従来の映画の制作費のほんの一部だと言われている。クーシャは「5桁台半ば」の予算で映画の脚本・監督・編集を手がけたが、これはノーランが『オデュッセイア』の撮影に要した2億5000万ドルに比べれば微々たるものだ。『オデュッセウス:ザ・フォール』の予告編を見れば、クーシャがクリングのAIビデオジェネレーターとGoogleのナノバナナを使ってどんな「映画」を作り上げてきたかは一目瞭然だ。どのショットも短く、AIの粗悪品によくある、過度に光沢のある美学が漂っている。登場人物は実在の人間をモデルにしている――このオデュッセウスはクーシャ自身の容姿をモデルにしており、監督自身が全キャストの声を担当している――が、それでも動きや話し方には不気味なほどぎこちなさがあり、完全にAIのように感じさせる。

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