投稿者: | 2026年7月3日

今日まで、量子コンピューターが決定的に有用なタスクを1つも実行したのを見たことがない。既存のマシンは、商業的に関連のある問題を解決するには小さすぎてエラーだらけだ。しかし、ドナルド・トランプの科学顧問は「2028年までに科学的発見に十分な量子コンピューター」を約束し、トランプは6月22日に中国との競争で米国の量子コンピューティング産業を加速させるための新しい大統領令を出した。企業もまた誇大広告を煽っている。マイクロソフトは6月、Majorana 2という名称の新しい量子コンピューティングチップを発表した。同社はこのチップがハードウェアの進歩であり、2029年までに「拡張可能で実用的な量子コンピュータ」を実現するという計画を加速させるものだと主張した。しかし、独立した専門家たちはすぐにこの発表を批判した。「これは全くのナンセンスだ」と、セント・アンドリュース大学の物理学者で長年マイクロソフトを批判してきたヘンリー・レッグ氏は語った。レッグ氏は6月24日にNature誌に論文を発表し、1年前のマイクロソフトの量子に関する主張を批判した(査読には時間がかかる)とともに、マイクロソフトの論文とプレスリリースの間に大きな矛盾があると彼が考える点を指摘した。Nature誌にはマイクロソフトの反論も掲載された。

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