ブラウザ戦争はまだ続いていたので、Netscape で機能するレイアウトが Internet Explorer ではしばしば崩れてしまい、同じブラウザの 2 つのバージョンでもページが同じようにレンダリングされるとは限らなかった。FRAME 、MARQUEE、BLINK など、あらゆるタグが揃っていた。
現在では当たり前となっているツールも、当時はまだ存在していませんでした。CSSは技術的には存在していましたが、ブラウザのサポート状況が非常に不安定だったため、それを使ってページをレイアウトすることは事実上不可能でした。本格的なレイアウトを行うには、テーブルの中にテーブルをネストし、目に見えない1ピクセルのスペーサーGIFでテーブルを固定する必要がありました。
「レスポンシブデザイン」という言葉が生まれるのはそれから10年後のことでした。当時は、640×480ピクセルという1つの画面サイズに合わせてサイトを構築すれば、それ以外の画面サイズを使っている人は目を細めたり、画面を横にスクロールしたりするしかなかったのです。