虚淵氏:
僕より上の世代がクリエイターになろうとした際、そこには筋道があったんです。漫画家になるなら先生のアシスタントになり、編集者とつながりを持って企画を通す。アニメでも制作会社に入って、まずは制作進行として作りかたを学び、独り立ちしていく。修行の工程というか、クリエイターになるためのルールや筋道があったんですよね。
そのなかで「いきなり何もないところから始めちまおうぜ」が、かつてのエロゲ会社だったと思うんですよ。同人レベルで絵が描ける、物語が書ける、プログラムが組める。あとは審査さえ通せば秋葉原で商売ができた。