「この本を地球上の誰も見つけることはできないだろうと思いました」

次に彼がしたのは、社交的になるための一歩を踏み出し、その過程で貴重な情報を得ることでした。

「私は(自分の本を)店頭に持って行き、店長に尋ねました。奥に在庫はありますか?と。店長は『ありませんが、この本を買っていただければ、再注文しなければなりません』と言いました。何冊再注文しなければなりませんか?と尋ねると、店長は『ああ、5冊くらい』と言いました」

もちろん、彼はそれを買いました。そして、サインをして彼女にプレゼントしました。ここで大きな発見がありました。

「そのとき彼女は『また来たら、その5冊にサインして、店頭に並べましょう』と言ったんです。突然、私はカリフォルニア中の本屋を探し回って、そこに行ってサインして店頭に並べてもらわなきゃ、と考えました」

「本は売れ行きが好調で、私のエージェントに電話がかかってきて、『何をしているんですか?』と聞かれました。どういうことですか?と聞くと、エージェントは『販売のスピードが本当にすごいです。営業チームはあなたが何をしているのか知りたがっています。大量の本を買っているんですか?』と言いました。私は『いいえ、ただ店に行ってサインしているだけです。サインさせてもらって、店頭に置いて売っています。目の前に置けば、買ってくれるんです』と言いました」

彼の言葉を借りれば「現場に立つ」こと、つまり本が販売される場所に実際に立ち会うことの重要性についてたくさん話しました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

You may also enjoy…