1979 年 10 月、それまで 18 年間大韓民国の事実上の独裁者であった朴正煕が、ソウルの大統領官邸で韓国情報機関の長官により暗殺された。その後、戒厳令が敷かれ、数ヵ月後に軍によるクーデターが起こり、全斗煥将軍が大統領に就任した。1980 年 5 月までに、戒厳令とクーデターに対する国民の抗議は、大韓民国最南端の光州市に集中した。そこでは、大学生が起こした暴動が政府の空挺部隊による残虐な行為に至り、600 人以上の民間人が死亡した。軍事独裁政権は、ソウル オリンピックの 1 年前の 1987 年に文民政権が復活するまで続いた。 8年後の1995年、クーデターの首謀者たちは逮捕され、反逆罪で裁判にかけられ、全斗煥は死刑判決を受けたが、終身刑と巨額の罰金に減刑された。彼は1997年に大統領恩赦を受けた。
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