ジョセフ・テインターは著書『複雑社会の崩壊』の中で、「社会の進化において、問題解決戦略として複雑性への継続的な投資は、限界収益の減少をもたらす」と説明しています。
平易に言えば、これは、必須ではない仕事、より高学歴の人々、より複雑な制度などを増やしても、ある一定の水準を超えると社会へのプラスの収益は得られなくなることを意味します。
科学にも同じことが言えます。科学者や研究エンジニアの数は増え続けているにもかかわらず、一人当たりの科学的なブレークスルーの達成数や特許出願件数は減少し続けています。
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