引用ジャングル

今ではAIによって所有権を証明するのが難しくなっています。AIはあなたの作品にわずかな変更を加えることができるため、直接的なコピーとはみなされないからです。

生成AIについて初めて知ったのは数年前、あるYouTuberが視聴者にMidjourneyというソフトウェアを紹介しているのを見た時でした。これは指示に基づいて画像を生成するソフトウェアです。彼はこのプログラムに、漫画家アレックス・ロス風の画像を生成するよう指示しました。出来上がった作品は素晴らしく、ロス独特のハイパーリアリズムなスタイルと色彩が際立っていました。「やばい、これは大惨事になるぞ」と思ったのを覚えています。

AIが本格的に普及し始めた昨年から、私の仕事量は激減しました。以前は月に15件ほど依頼があったのですが、今は5件ほどです。人々はあなたの絵をAIプログラムに入力して作品を作ることができます。最近、私のフォロワーの1人がAIを使って、私のキャラクターが不適切な行動をしている様子を描いていました。報告しようとしましたが、プラットフォーム側は著作権ポリシーに違反していないと回答しました。