多くの人が余暇をスマホに集中して過ごしていると思います。TikTokやInstagramをチラチラ見ながら、「ドーパミンが出る、出る、出る」と繰り返しています。ドーパミンが急上昇すると、体内のドーパミンの予備レベル、いわゆる「トニックレベル」が低下します。そのため、スマホにばかり時間を費やし、スマホを放り出すと、少し疲れを感じてしまうのです。
もしかしたら、まさにその瞬間に友達からメッセージが来て、「ねえ、飲みに行かない? 夕食に行かない? 家の外でちょっと出かけない?」と誘われるかもしれません。すると、私たちの頭の中には、家を出るという冒険が実は災難になるかもしれない、様々な可能性が浮かんできます。ああ、髪を整えなくちゃ。メイクもしなくちゃ。新しいジーンズを探さなくちゃ。友達に会うために移動しなくちゃ。駐車できないかもしれない。地下鉄が遅れているかもしれない。友達と退屈な会話をするかもしれない。今、友達のためにそこにいられるだけの精神的なエネルギーが自分にあるのか自信がない。だから私たちは断り、代わりにスマホに戻ってしまいます。
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