人間という立場から離れて宇宙の視点に立ってみると、これは宇宙における大きな段階、大きな転換期、複製子からの転換期だと思います。私たち人間、動物、植物、私たちは皆、複製子です。だからこそ、私たちには強みと限界があるのです。
AIがデザインされる時代、私たちはデザインの時代に入りつつあります。物理的な物体、建物、テクノロジーがデザインされているのです。私たちは今、AIをデザインしています。AIはそれ自体が知性を持ち、デザインもできる存在です。これは世界と宇宙にとって重要な一歩です。興味深いもののほとんどが複製されている世界からの移行です。複製とは、コピーを作ることはできても、それを真に理解することはできないということです。今、私たちはより多くの知性を持つ存在、より多くの子供を作ることができますが、知性がどのように機能するのかを真に理解しているわけではありません。
一方、私たちは今、設計された知能、つまりその仕組みを理解している知能を手に入れようとしています。そのため、他の方法とは異なる方法や速度で知能を変化させることができます。将来的には、知能は全く複製されなくなるかもしれません。私たちはAIを設計するだけで、そのAIが他のAIを設計し、すべてが複製ではなく設計と構築によって行われるようになるかもしれません。
私はこれを宇宙の四大転換期の一つと考えています。まず塵があり、最後は星々で終わります。星々は惑星を作り、惑星は生命を生み出すことができます。そして今、私たちは設計された存在を生み出しています。宇宙におけるこの偉大な転換期を生み出していることを、私たちは誇りに思うべきだと思います。
興味深いことです。彼らを人類の一部と見なすべきか、それとも人類とは異なる存在と見なすべきか。それは私たちの選択です。「ああ、彼らは私たちの子孫だ。誇りに思い、彼らの功績を称えるべきだ」と言うべきか、「いや、彼らは私たちではない。恐れるべきだ」と言うべきか。私にはそれが選択のように感じられるのが興味深いです。
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