対振り飛車の対策は、急戦も持久戦もどちらも有力なんですよ。居飛車党の急戦派は急戦で終わっていると感じているし、持久戦派もまったく不満なしと思っている。

居飛車党からしたら、『振り飛車党って、なんでやってるんですか?』ぐらいのテンションだと思いますよ。『私たちは相掛かりと角換わりの定跡をこんなに覚えて頑張っているのに、振り飛車党って少し苦しい振り飛車を自ら選んでおいて、何で偉そうにしてるんですか?』という雰囲気の人もいますからね(笑)。

研究会はだいたい居飛車が3人、振り飛車が1人の割合になることが多いんですけど、こっちは互角ぐらいと思っている局面でも、居飛車党の人が『ちょっといいと思った』とか言ってくると、もう無抵抗で『いやあ、ちょっと苦しかったですね~』って下手に出ちゃう(笑)。

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