・「人の頭をかち割る代わりに、人の頭数をそろえて(仲間を作って)、間違えたらやり直す」というゆるふわシステムのおかげで、成長の歴史でいえばまだ幼稚園の年少さんにすらなっていないにもかかわらず、民主主義は現在のところ、人がヒドい理由で政府に殺される率が一番低いシステムとなっているのだ。

・ナチス・ドイツ、ファシスト・イタリア、そして大日本帝国と、世界中を敵にまわして戦争をして、とてつもない数の人間を死なせてしまった国は、みんな民主主義が未成熟なだった国、その面倒くささ、サクサクとものごとが決まらないグダグダに耐えられなくなった人たちが楽になろうとジャンプしてしまった国ばかりだ。

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