1京単位の何かを扱う機会は滅多にありません。しかし10月、GoogleのCEOであるサンダー・ピチャイ氏は、同社が製品統合とAPI提供を通じて、現在毎月1.3京単位のトークンを処理していると発表しました。これは、地球上の全人口で16万トークンを処理するのに相当します。これは、世界中の全人口が毎月『ロード・オブ・ザ・リング』の単行本1冊分を処理できる量を超えています。

Googleのトークン数を他のAIプロバイダーと比較するのは困難です。Googleのトークン数には、検索結果の上位に頻繁に表示されるAIサマリーなど、Google自社製品内のAI機能も含まれています。しかし、OpenAIもほぼ同程度の数値を発表しています。10月6日、OpenAIは開発者APIで毎分約60億トークン、月間約260兆トークンを処理していると発表しました。これは、 The Informationが2025年1月に報じた月間60兆トークンの約4倍の増加です。

(AIブームを説明する16のグラフ – カイ・ウィリアムズから)