「永瀬さんはいま、何を目指しているんですか?」  間髪を入れず、返ってきた。 「藤井さんといい勝負をすることです。私はそこしか見ていないので」 「棋力は誰にでもつく」「勝ちパターンを確立できた」なぜ“将棋の鬼”は藤井聡太… 続きを読む »

「勉強は始めます。でも、明日はさすがにゆっくり起きるつもりです。睡眠時間はちゃんと取りますよ。そういえば藤井さんが、毎日7時間睡眠をとるって言ってたんですよ。メジャーリーガーの大谷翔平選手も睡眠の重要性についてお話しされ… 続きを読む »

「私は研究会をやりすぎていたために、序盤力に関して足を引っ張られていたような気がするんです。一緒に勉強してそれなりに長い時間を共有しているのだからそうなるのは当たり前ですよね。最近まで対藤井戦で序盤でリードできなかったの… 続きを読む »

「正直、今後、研究会の数を減らそうかどうか悩んでいます。意味のある感想戦をできる人が少ないと感じています。基本的な変化や評価値を不勉強で知らなかったり、読み筋について質問しても大して読んでいなかったりすることが多いんです… 続きを読む »

「AIになりますね。ただ私は効率よく答えを出したいわけじゃないんです。自分でしっかり考えた上で答えを導き出したい。自分の頭で考えることってすごく大事なんです。例えばAからCの自分なりの答えを持った上でAIを使用して、それ… 続きを読む »

「藤井さんと一緒にいると刺激が多くて、いろいろなことを考えるんです。最近は概念について考えることが多いです」 「例えば将棋って自分から勝ちを目指す指し方と、カウンターを狙う指し方があります。後者は羽生先生(善治九段)がよ… 続きを読む »

「課題が見えていなかっただけで、克服自体は難しいことではない。ちゃんと向き合って解決していけば、今よりはよくはなると思います」 「AIで効率よく答えを出したいわけでは」努力の天才棋士・永瀬拓矢…「鬼の形相でタブレットを」… 続きを読む »

「相手の勝ちパターンに入ってしまったので、力を出し切れたわけではありません。藤井さんは私に対しての勝ちパターンが大きく分けると2つあります。今年の名人戦第3局のように中盤でちぎるような将棋、それから終盤でこちらのエアポケ… 続きを読む »

「現実的かどうかなんです。なぜその代案を考えていないかというと、その前に2人が重視しているメインの変化があるからです。それをAとして、Aが解決してないのにB(AIが示す代案)を提示されている感じなんですよね。Bからは考え… 続きを読む »

「(前例の)△7二角を難しいとは思わないけれど、(本譜の)6三に銀を打つ手は難しいと思ったということですね。ただこの手を難しいと思える人は将棋界に5人もいないかもしれません」 「明らかに棋力に差があるとダメなんですけど、… 続きを読む »