今では誰もが携帯電話を持っているため、 10年前に比べて友人と過ごす時間は70%も少なくなっています。
引用ジャングルは同名のTumblrページからインポートしています
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GLP-1 薬は、満腹感が長く続き、ドーパミンのレベルを調整することで空腹感を抑えるため、これまでで最も効果的な減量薬です。現在、米国の成人の約 12% がGLP-1 を服用しており、GLP-1 使用者は平均して食品や飲料に11% 少ない金額しか出費しません。
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選択肢を与えられると、ほとんどの実験用ラットはコカインよりも砂糖を選ぶだろう。甘いものを求めて自ら電気ショックを与えることさえある。砂糖はタバコよりも20倍速く報酬系を刺激する。
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中毒は常に資本主義の構成要素でした。需要を作り出し、非合理的なマージンを支える渇望の力に匹敵するものはありません。砂糖とラム酒はドーパの供給システムであり、三角貿易の通貨でした。後に、イギリス東インド会社は19世紀のシナロア・カルテルとなり、中国が中毒になった製品、アヘンを生産、流通しました。前世紀の最盛期には、大手タバコ会社はテレビ広告や医師の推薦で顧客を獲得しましたが、中毒性のある成分であるニコチンによって、業界は顧客1人あたり8万6千ドルから19万5千ドルを搾取し、支出、機会費用、医療費で顧客に100万ドルから200万ドルの負担をかけています。
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マグロは、泳いで口に海水を入れ、それをエラに通すことで呼吸しているため、泳ぐのをやめると死んでしまいます。このため、生まれたその日から死ぬ時まで、眠っているときですら、一度も止まることなく泳ぎ続けます。
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「NFTなど仮想通貨プロジェクトが『大馬鹿理論 (the greater fool theory)』に基盤を置いた戯言」と話していた。「大馬鹿理論」は商品価格が非正常的に高く形成されているという事実を知りながらも、自分よりも高値で購入する投資家、すなわち「もっと愚かな人」がいるという期待によって投資することを意味する。
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テスラの自動運転システムはカメラのみを使用するもので、この分野で先行するWaymo(ウェイモ)のような業界リーダーが採用するレーザーやLiDAR技術を用いていない点で疑問を持たれている。
「人間は、目からレーザーを照射してクルマを運転するわけではない。人間は目と脳だけで運転する。そのデジタル版は、カメラとAIだ」とマスクは先日述べていた。これは、一見するとうまい言い回しかもしれないが、専門家は異議を唱えている。
「その理論には2つの問題がある」
「1つは、人間の目は非常に優れているが、テスラのカメラは夜間の性能がひどく、暗闇での障害物の検知に失敗することが多い点だ」
さらにもう1つの問題として、人間は未知の運転状況に適応できるが、テスラのソフトウェアはそれが苦手だという。
「機械学習は常識に到達する前に限界に達する。機械学習は常識を持つことができない。あるのは誤った自信だけだ」
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平均回帰【平均とかけ離れた事象が起こったあとに、かなりの確率で平均に近い事象が起こること】は、歴史上、何度も繰り返し起こっており、経済、市場、国、企業、キャリアなど、あらゆるものを大きく特徴づけている。平均回帰が起こるのは、ある人をトップに押し上げる性格特性が、同時にその人を崖っぷちに追い込む確率を高めるからだ。
このことは、国、とりわけ帝国についてもいえる。さらなる土地を手に入れて勢力を拡大しようとする国が、「よし、もう充分だ。今あるものに感謝し、これ以上他国を侵略するのはやめよう」と言えるような人によって統治されていることは、まずないだろう。彼らは行き詰まるまで進みつづける。小説家のシュテファン・ツヴァイクはこう述べている。
「征服者が征服に飽き飽きした例は、歴史を見てもない」
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イーロン・マスクを例に取ろう。
いったいどこの32歳が、GM(ゼネラル・モーターズ)、フォード、NASAを一挙に敵に回そうと思うだろうか? それは完全に常軌を逸した人間だ。一般常識など自分には当てはまらないと考える人。自己中心的だからではなく、純粋に、骨の髄までそう信じている人。
火星へ移住するために平気で私財をなげうつような人物は、「大口を叩いたせいで炎上するのではないか」と気にしたりしない。火星の大気中に核爆弾を落としつづけることで火星に人間が住めるようにしようと提案するような人は、「現実離れしたことを言っているかもしれない」と不安になったりしない。
人類はコンピュータのシミュレーションである可能性が99.9999パーセントだと言うような人は、株主に守れもしない約束をして心配したりしない。
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最先端のモデルは、チェス、特定のビデオ ゲーム、タンパク質の折り畳み方を予測するなどの科学的タスクでは、すでに人間よりも優れている。医療診断から翻訳まで、幅広いタスクで、専門家を含むほとんどの人間よりも優れている。また、詩を書いたり、曲を作曲したり、画像を作成したりといったクリエイティブな分野にも本格的に進出している。次世代のモデルがこれらのタスクで人間を上回る日が来たら、私のようなライターにとって実存的危機となるだけでなく、人類全体にとって重大な疑問も生じるだろう。かつて最も人間らしいと思われていたクリエイティブなタスクのいくつかで、機械が人間を上回り始めたら、人類の自己認識はどうなるのか。