「人生とは、あなたが他の計画を立てるのに忙しい間に起こることだ」— ジョン・レノン
引用ジャングルは同名のTumblrページからインポートしています
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学生たちに配管工になることを勧めた。「人は知性こそが人間を特別な存在にしていると考えているが、結局のところは肉体が……最後に残された優位性なのかもしれない」
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「弾道学の部分は、実際はそこまで複雑ではありません。これは数値回帰の問題であり、弾道物理学の応用なのです」
「弾の落下、軌跡、風の影響などを計算するのは、人間にはとても難しいのですが、コンピューターにとっては簡単なのです」
そしてこう付け加えた。
「つまり、どこを狙えばいいかを前もって示すことができれば、引き金を引いたとき、弾がドローンの飛行経路と交差する確率がぐんと上がるわけです」
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多くの人がほかの人に何かを言いたいと思っていても、いまはそのときではないと考える。褒め言葉を言いたい、愛していると言いたい、感謝したい、何であれそう思っても、「いまはそのときではない」と考えてしまうんだ。ぼくはそうではなく、実際にはいまがそのときだと言いたい。いまがそのときなんだ。いまこそ感謝を伝えるときだ。いまこそ褒めるときだ。いまこそ秘密を共有するときだ。いまこそ、そのことを伝えるときなんだ。
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多くの若者はお金がなく、それを大きな不利だと考えているけれど、ぼくは逆だと思う。お金はないけれど時間がたくさんあることはスタートアップにとって有利となる。最初の数千日間はお金がなくても、その貧しさこそが、大企業が金で解決しようとする問題を自力で解決するための創意工夫を生み出す。
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つまり、遅すぎることはないということだ。AIについていまから始めても、まだ重要な発見はされていない。核融合や量子コンピューターなど、多くの分野でも同じことが言えるだろう。ぼくたちはまだ始まりの段階にいるんだ。
ジェフ・ベゾスも同じ信念をもっていた。彼は、「これはインターネットのDay1(第1日目)だ。毎日がDay1だ」と言っていた。ぼくたちはまだ始まったばかりで、誰も何も知らないんだ。遅すぎることはない。いまはDay1だ。未来に対するこうした態度こそが重要だと思う。多くの人はインターネットの可能性がいまやすべて尽きたと考えているけれども、デジタル世界や経済全体ではそうではない。ARやVRなど、まだ始まったばかりの分野がたくさんある。
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いまぼくたちが信じている多くのことは、将来的には間違いだと証明されたり、子孫たちにとっては恥ずかしいことになるかもしれない。例えば、食肉についてだ。いま、肉を食べることは普通のことだけれど、200年後には「人々が動物を殺して食べていたなんて信じられない」ということになるかもしれない。
また、もう一つの仮説として、200年後には親が子どもに名前をつけることが恥ずかしいことになるかもしれない。まるでお見合い結婚のように、「アレンジされた名前」をもっている、ということになるんだ。多くの人は成人やティーンエイジャーになったときに自分の名前を選ぶようになるだろう。そのため、親が子どもに名前をつけるという事実が将来は奇妙に思われるかもしれない。親が子どもに自分と同じ名前を与えるなんて、まるでお見合い結婚のようだという風に。
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画像生成AIのMidJourneyも同様だ。ぼくはこの1年、毎日1枚の生成画像をMidJourneyで作成してきた。今日もすでにいくつか作成したけれど、ときどき、自分自身では思いつかなかったものをAIが生成する。それがぼくの考え方を変え、新しい視点をもつ助けになる。自分でアートを生成しているとしても、AIの助けを借りることで異なる見方ができるようになるんだ。
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AIは人間とはまったく異質な知性をもっている。人間のようには考えないよね。グーグルのAlphaGoが韓国の囲碁の名人、李世ドルを打ち破った際の有名な第2局37手目のように、AIは人間が決して思いつかないような動きをする。あの手は非常にクリエイティブで、人間には決してできないものだった。AIはその手を研究し、それが実際には誰も発見したことのない新しい戦略であることを見つけたんだ。つまり、AIがゲームの異なる方法、異なる戦略を見つけたということだ。いまや人間のほうがその方法を学びつつある。これはAIがぼくたちに新しいアイデアや視点を提供してくれるという一例だ。重要なのは、AIは人間とは別の創造性をもっているということ。
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この世で実体のあるものはすべて「かもしれない」から生まれる。想像力は宇宙最強の力だ。想像力は鍛えられる。そのために有効なのは、常識だと思われていることを無視することである。