もし何かに10年という目標を設定すれば、2週間や6カ月よりも達成しやすくなるということだ。ぼくたちは長期的にできることを過小評価し、短期的にできることを過大評価しがちだ。賢明な人になるためにはひとつに、長期的な視点をもち、短期的には多くのことを達成するのは難しいが、長期的には多くのことを達成できると認識することなんだ。

フードロスを抑えるため、すべて売り切ってしまうよう数量調整をする方もいますが、お客さまが夕方に来店した際、品切れになっていると、がっかりして、また来てくれなくなってしまうおそれもあります。ですから、対売り上げ3％くらいのロスが出てしまうのは、致し方ないともいえます

平均して日本人は一日あたり47.5円分のパンを食べていますが、兵庫県を中心とした西日本は比較的消費額が大きく、東北地方は低くなっています。東京都では約66円、山形県では約35円と、地域差があり、その差は倍近くもあります。

世の中には2種類の人間がいると言いました。何かを恥じてそれをしないことを選ぶ人と、とにかくそれをすることを選んでただ隠す人です。

空想は簡単で、努力は苦痛です。

作家が楽しんでいなければ読者も楽しんでいないと言っていました。プロセスを愛し、プロセスに伴う不確実性や痛みを進んで引き受けたときに、人は最高のものを作るのだと思います。

多くの人は、なりたいけれど、やりたくないのだと思います。本を書きたいけれど、書きたくない。健康になりたいけれど、トレーニングの退屈さは嫌だ。拒絶されることを恥じ、不完全さを恥じています。

ミケランジェロが、ダビデ像に似ていないものはすべて削り取ると言ったように、10万もの小さな動きでその根底にある美しさを浮かび上がらせます。

誰かが何かであなたよりずっと上手なら、その人はおそらくずっと一生懸命努力しているでしょう。あなたはおそらく、その人がどれほど一生懸命努力しているかを過小評価しているのでしょう。才能が重要な差別化要因ではないと言っているわけではありません。確かにそうですが、才能を伸ばすにはどれだけの努力が必要かを人々は一般的に過小評価していると思います。何かで上手くなるには、ほとんどが純粋な労働です。つまり、どのように試すかを考え、それから時間を費やすのです。やり方が間違っていると、1000回試しても特に面白い結果は生まれません。ですから、正しい方法で試していることを確認する必要があります。

ソーシャルメディア上の生活は手の届かない完璧なものに見えるとよく言われますが、美しくキュレーションされたものを見ると、私が目にするのは努力だけです。費やしたお金、整形手術やフィラー、トレーニング、インテリアデザイナー、慎重に選ばれた物、準備や撮影や写真撮影に費やした時間。努力こそが最も興味深いと思います。一生懸命努力する人や、努力を隠そうとする人が好きですが、特に努力をすべてさらけ出す人が好きです。