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──『宇宙よりも遠い場所』は、どういうところからスタートされたのですか。これは志の高い作品だなと思いました。よく企画が通りましたね。

花田  あれは、僕的にはもうかれこれ十何年もアニメの脚本をやっているのだから、一回くらい好きにやらせてほしいという想いで出したものだったんです。もちろん、最大限お客さんに見やすく作るということは考えましたが、そういう意味ではちょうど良かったというか、気持ちが乗っていた作品でしたね。

──本当は26本作りたかったのではないですか。

花田  続きを作りますかという話もあったのですが、まあ、きれいに終わったので、あれはあれで良かったかなと。確かに26本で書こうと思えば書けたかもしれませんが、多分あれくらいの方が想像の余地もあっていいかなという気もしますし。

──キャラクターはすんなり決まったのですか。

花田  キャラクターは、僕の中では見えていたので、さっき言った主人公をどうするかということ以外はスムーズに決まりました。シリーズの中で書けなかったところと言うと、南極へ行くまでの訓練が書けなかったところです。本当は訓練のリアリティーを上げるという意味でももっと色々と積まなくてはいけなかったですし、物語的にもそこで苦労する描写がないとススッといってしまう感じになるだろうなとは思ったのですが、話数が足りなくて描ききれませんでした。

──ちなみに、ト書きは詳しく書く方ですか。

花田  ト書きはあまり書きません。そこは、演出や絵コンテの方に任せますという感じで、基本的には台詞中心で書きます。

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