低所得者の人はそもそもあまり税金を払っていないわけだから、減税しても意味がありません。彼らの負担が大きいのは社会保険料なんです。これは財務省にすごく責任があるんですが、GDPに対する社会保険負担の比率は過去20年で2倍になっています。
これはいわゆるステルス増税ですよね。こども家庭庁を作ったときも、本来なら増税で財源を確保すべきなのに、それが言えないから社会保険料に上乗せしてごまかしてきた。ですから、本当に困っている人を助けるなら、社会保険料を時限的に減らすか、あるいは困っている人たちに限って社会保険料分を給付すればいい。それなのに、なぜか全員に給付する。これはまったく意味がわからないですね。
もし気に入ったら購読料お願いします