トム・エリオットという開発者が、この出来事が起きたその日に的確に指摘した。「これは、チームがGitと結んでいる精神的な契約を破るものだ」。Gitの真髄、つまりリーナス・トーバルズがGitを開発した本来の理由は、履歴こそが唯一信頼できるものであるという点にある。もしGitHubがマージ層でひっそりと履歴を書き換えることができるなら、信頼契約に注釈が加わることになる。そして、信頼契約における注釈は、時が経つにつれてどんどん長くなっていくものだ。
修正プログラムがリリースされ、事後検証が行われた。デイグル氏の返答はプロフェッショナルなものだった。しかし、開発者たちのオンライン上の反応は好意的ではなかった。彼の投稿の下にあるスレッドは、コミュニティがもはやGitHubに疑いの余地を与えていないことを物語っていた。「0.07%」やキャパシティチャートに半分の文字が費やされ、人々が本当に議論したかったのは、そもそもなぜマージキューがマージ済みのコミットをひっそりと削除してしまうのか、という点だった。議論の枠組みが不適切だと感じられ、それを多くの人が指摘した。